Wide Area Networkの略。通常はLANに対して使用される言葉で、遠隔地にあるLAN同士を専用線等で接続したもの。
LANの規模が拡大したものと考えれば理解しやすい。たとえば同じ会社の東京本社と大阪支社を接続したネットワークであれば、これは東京のLANと大阪のLANによるWANということになる。ただし閉じられたネットワークなので、同じようにネットワーク同士が相互接続して拡大したインターネットとは意味が異なる。上記の東京と大阪の例では、これはあくまでもその会社内に限られたことで、他社の人間や一般ユーザーがこのWANに入ることは原則としてできないからだ。